早稲田大学 体温・体液研究室
ヒトの温度と水に関わる問題を解決する
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2021/11/19 Journal Club
11月19日のJournal ClubはM2唐木が担当しました。
Augusto Schneider , Berta Victoria , Maria Isabel Schiavon Cousen , Yimin Fang , Samuel McFadden, Justin Darcy, Adam Gesing, Erin R Hascup, Kevin N Hascup , Andrzej Bartke , Michal M Masternak “Growth hormone signaling shapes the impact of environmental temperature on transcriptomic profile of different adipose tissue depots in male mice.”
マウスにおける成長ホルモン受容体(GHR)のノックアウト(KO)の、環境温度が異なる脂肪組織貯蔵部位の発現プロファイルへの影響の評価検討を目的として、通常マウスとGHRKOを行ったマウスを異なる環境温度下で長期飼育した後、各脂肪組織貯蔵部位のRNAシークエンスを行っています。皮下の白色脂肪組織(WAT)等に遺伝子制御の変化が見られました。GHRKOマウスの温度変化への適応には、このWAT貯蔵部位が中心的な役割を果たしていることが示唆されました。
